技術教育研究会
北海道サークル
第39回全国大会
定山渓大会案内
第1日目 9日(水)
開会の全体会(13:00〜16:00)
基調報告:技術教育研究会常任委員会
記念講演:教師の喜びと教育実践づくり−技術・職業教育の教師として生きる−
- 斉藤武雄(元東京都立中野工業高等学校教諭、東京都立産業技術高専嘱託講師、千葉大学・東京学芸大学・首都大学東京・慶応大学・工学院大学非常勤講師、技術教育研究会副代表委員)
実技・理論講座(前半16:30〜18:00、後半19:30〜21:00)
前半と後半は同一内容。それぞれ1講座ずつ選べます。定員がある場合は申し込み先着順です。
1.作って遊んで楽しい工学理論
<参加費:5百円程度、各定員5名前後>
児島高徳(愛知県立刈谷工業高校)
生徒といっしょに楽しい授業をしたい。教材を見たときの生徒のキラキラした目を思い浮かべながら教材を作る時間は最高です。そんな気持ちで作ってきた教材を体験
して作ってみませんか。情報の「2進数であるないカード」や機械の「大気圧でラップ割り」・電気の「コンセントでLED」など授業ですぐに使える教材を紹介したい
と思います。あなたも教材作りを趣味にしてみませんか。生徒のキラキラした目を見ることが出来ますよ。
2.はじめての流体工学
門田和雄(東京工業大学附属科学技術高等学校)
私たちに身近な水や空気などの流体は科学的に考えるととても奥が深く、その工学的な応用には無限の可能性があります。この講座では、流体力学の基礎から、風車やポンプを用いた授業実践、また課題研究における魚ロボットの研究などを紹介したいと思います。できるだけ体験的な内容を入れたと思っていますので、ご期待ください。
3.中学生が学ぶ特許実践
村松浩幸(三重大学)
特許というと専門教育のイメージがありますが,ロボコンで始まった校内特許実践はそのイメージを覆しました。特許実践によって知的財産の仕組みや役割などを実践的,体験的に学習することができます。また特許実践はロボット以外の分野でも様々に展開されてきています。この講座では,様々なタイプの特許実践を紹介すると共に,次世代の技術教育の内容として,知的財産権の学習について皆さんで考えてみましょう。
4.日本版デュアルシステムの現状と問題点
佐々木英一(追手門学院大学)
2004年度から始まった日本版デュアルシステムは、3年目を迎え全国的に広がりを見せている。日本版デュアルシステムは、学校教育と職業能力開発政策の両面で取り組まれている。学校教育分野では、専門高校を中心に、東京六郷工科高校をはじめ、全国の19地域19校が推進地域・校に指定され、様々な取り組みがなされている。本講座では、高校教育における現場実習の意義を根本的に問い直す中で、その問題点を明らかにしていく。
5.みんなびっくり・・・畑が無くてもできるダイコン、トウモロコシ栽培
直江貞夫(埼玉・草加市立両新田中学校)
収穫を目的とした栽培経験は非常に乏しいので、生徒たちには栽培して収穫して食べるという栽培本来の姿は実感としてわかりません。大体、生徒たちは、学校で栽培した作物など食べられるとは思っていません。栽培実習は、やりなおしができないだけに授業者としては失敗がこわいというのが実感でしょう。この講座では、だれでも実践でき、生徒がびっくりし、家庭でも話題になるような栽培学習の一例を紹介します。
6.都立工業高校総合技術科への学科改編とその後をどうみるか
小嶋晃一(東京都立小金井工業高校・嘱託)
1990年代、東京都立工業高校の4校で実施された学科改編「総合技術科」は、既存の全小学科を一つの科にまとめ、生徒は低学年では全員共通履修、学年が進むにつれ「系」「コース」「類型」などに分かれて履修するものである。この学科改編はその後一定の手直しが行われている。本講座では、この総合技術科への学科改編と改編後の経過について、その内容と特徴を実証的に明らかにする。
7.今すぐできるブログで仲間づくり
川俣純(茨城・つくば市立谷田部東中学校)
皆さんは情報発信されていますか? 情報は発信するところに集まるといわれます。ロボコンに限らす技術教育に関わる情報発信にブログはとっても役立ちます。講座では担当者がこれまでに蓄積したノウハウを伝授します。様々な地区のブログサイトを参考にしながら、ブログサイトへの書き込みを体験してみましょう。この大会の様子も参加者みなさんから次々に報告されるとすばらしいなと思います。チャレンジしてみませんか。
8.名刺ケースの製作−木材加工教育を考える−
<材料費1,000円、各定員20名程度>
久朗津裕之(元札幌市公立中学校教員・北海道教組教研共同研究者)
北海道産のナラ・タモ材でポケット、鞄の片隅に入る作品を選んでみました。製作工程はカッターナイフ等で蓋を開閉するヒンジ・爪等を加工し、外板2枚とスペーサーを酢ビ(ボンド)で接着して外形を整えます。ただこの小さな作品を完成するだけではなく“人間と木材との関わり”“治具作りのノウハウ”“教材観”を会話しながら木工の授業作りの交流を深めます。
9.教え子の技術科教育研究者が語る鈴木利夫
奥野亮輔(北海道教育大学名誉教授)
戦後間もなく今の札幌市立北辰中学校で鈴木利夫先生が職業科金工を教えていました。その独自のカリキュラムの中には、分業と協業を重視した実習や自動車運転学習など興味深いものが数多くありました。また「職業科意見書」を行政に提出し、技術教育の条件整備に尽力されました。時代は変わり、教育基本法「改正」により教育行政の権限として授業内容に介入されようとしています。今、鈴木利夫先生のとりくみに学びませんか。
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2006/06/13 作成
2006/07/27 更新